自分で造り、自分で使い、自分で管理する通貨の時代がやってくる
上記は、増田俊男さんの小冊子Vol.108の第6章のタイトルです。また、お金の発行の仕組みを変えようとしている大西つねきさんも通貨は個人で発行する時代になる、と言っています。
これはどういうことでしょうか。増田俊男さんの小冊子から引用します。
しかしマネー(金融)と情報に国境が無くなった今日、国際機関や政府に管理されず、一切価格操作がなくブロックチェーンで正確かつ透明に管理される通貨が求められる。そうした要望に応えてデジタル通貨が誕生した。
たしかに現在のドルは、実質紙くず同然であるが、国際機関や政府による操作により、1ドル100円前後をキープしている。そのような操作は通貨の価値を歪ませています。
企業について見るとICOという形で、すでに仮想通貨ないしトークンを発行している例があります。
個人についても、個人通貨・トークンを発行することにより、個々人がそれぞれの考えに基づいて発する価値に応じて資金調達ができるようになるのでしょう。