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国債発行と民間預金の増加

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下の図は、三橋貴明氏がよく使う国債発行と民間預金増加のプロセスを説明したものです。これって、MMT理解の鍵となる部分ですよね。

国債発行・財政出動プロセス
  1. 政府は国債(政府の借用証書)を発行し、銀行から日銀当座借金を借ります。銀行側から見ると、保有する日銀当座金という「日銀の債務が、国債という「政府の債務」に入れ替わっただけで、資産総額は変わりません。また、お金の発行もおこなわれていません。
  2. 政府は公共インフラ整備を受注した企業に、「借り入れた日銀当座預金」を担保に政府小切手を発行し、代金を支払います。個人が当座預金を担保に小切手を発行するのと全く同じプロセスで、政府小切手による支払は「おカネの発行」に該当します。
  3. 公共インフラ整備の仕事で提供したモノ、サービスの代金として、政府小切手を受け取った企業は、そのままでは従業員の給与や下請け企業への代金を支払うことができないので、政府小切手を「銀行」に持ち込み、銀行預金に変えます。銀行側から見ると、政府小切手という借用証書と引き換えに、銀行預金というおカネを発行したことになります。
  4. 銀行は企業から持ち込まれた政府小切手を日本銀行に持ち込みます。日銀は差し入れられた政府小切手と引き換えに、日銀当座預金というお金を発行します。
  5. 銀行預金という「誰でも使えるおカネ」を手に入れた企業は、従業員へ給料として分配したり、下請け企業への代金を支払います。

YouTubeの三橋TVや月間三橋のコンテンツを繰り返し見て、自分的に理解のポイントは、次のようになります:

  • 日銀当座預金は、市中銀行の口座と日本政府の口座がある。
  • 国債発行プロセスが一巡した段階で、 日銀当座預金の市中銀行の口座と日本政府の口座の状態は変わらない。または、最初の状態に戻る。

これを理解するには自分で日銀口座の図を書いてみて、国債発行プロセスをトレースしてみるのがいいです。これがめんどくさい、という人のためにアニメーションを作ってみました。

国債発行が民間預金を増やす仕組み

つたないアニメーションですが、諸兄の理解の一助となれば幸いです。

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