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戦争へ向けて草木もなびく?

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増田俊男氏は、過去に出資法違反疑惑と強制捜査というスキャンダルがありましたが、その独自の視点には、大変に興味深いものがあります。

増田氏は過去のYouTube動画で、自分はユダヤ左派であり、アメリカのそれ系の2つのシンクタンクに自分の席がある、と言明しています。

ユダヤ左派と言えば、国際金融資本そのもの、現代世界を牛耳るグローバリストであるわけですが、その増田氏が2020/03/18の動画で次のようなことを言っています。

戦争へ向けて草木もなびく

要旨は次の通り:

  • 安倍首相は、完全な形で東京五輪を開催する、と言っているが、「完全な形で開催」ということは、開催しない、ないしは延期する、と言っていることと同じ
  • 増田氏は、ずいぶん前から2020年には戦争状態になるからオリンピックなんてやってられない、と言ってきた
  • コロナウイルス対策により、
    • 国際間の行き来がなくなり
    • あらゆる産業が営業停止状態になっていく
  • これから倒産が増えていく
  • アメリカでいち早く倒産するのはシェールオイル企業(原油価格下落による)
  • 株式市場はまだまだ底を打っていない
  • トランプ大統領は、戦後から現在まで続いている金融・経済・政治体制を破壊するために、大統領として選出された
    • 今の金融・経済・政治体制では世界はもたないため、新しい体制を構築する必要がある
  • トランプ大統領は、体制破壊を試みるも、エスタブリッシュメントが強すぎて、全く歯が立たない
    • 今回のコロナ騒動は、そんなトランプ大統領にとって渡りに船
    • これでトランプ大統領は使命を全うできるかも
  • いままでの体制が崩壊し、これから財政政策を中心とした国家体制をつくっていく
  • 大不況になれば戦争が起こる

ユダヤ左派を自称する増田氏が、現体制の破壊について言及するのは不思議な気がしますが、それは一旦横に置いときます。

これはまさに、グローバリストと財務省に縛られている日本、EUの緊縮政策にしばられている欧州にもぴったり当てはまります。

財政政策を中心とした体制とは、つまりMMTに基づいた政策ということです。

天動説から地動説への転換とも言われるMMTが普及するには、いま現役の新自由主義者が死に絶えて世代交代する必要がある、という意見もあります。

しかし、それまで世界はもたないため、天の計らいで経済ショックが起こる、ということなのかも知れません。

最終項の「戦争」が気になります。

願わくは、極力ソフトランディングで世界が変わらんことを。

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